時の風

高層ビルの隙間から 見える空は狭く
それさえ気付けないのだろう 人並みであふれる街

例えば綺麗に咲かせる 花があるけれど
暗闇でその姿待ちわびて 枯れた花もある

あの頃追いかけた夢のかけら
思い出に消えないよう 今一度拾い集めて

時の風は止むことを知らず 吹き続けているから
気付けない 流されてしまわないで
広い空に君が輝く 光を見つけに行こう
鮮やかに彩られるように


あの時…後悔するような 人にはなりたくない
今はもう二度と戻らない その言葉かみしめて

真昼の太陽に流した汗は いつか君の味方となり
支えてくれるから

行けるはずさ迷うことはない 自分を信じて
避けれない辛い時もある 笑顔忘れずに
遅くない出遅れてもない 今の君誇れるように
そして勇気分け与えられるように

たとえ小さな願いでも
時の風を感じることができるから

太陽の温もりを浴びて 空見上げる向日葵のように
時の風も君の見方に すればいい
行けるはずさ迷うことはない 自分を信じて
あの頃の自分に誇れるように



戻る