恋忘れ

すみきった夜空の下で あの時と同じ匂いがした
プラネタリウムで二人見た星 今この夜空に映し出した
僕がもっと大人だったら 違う愛し方ができたのだろう
今は他の誰かに愛されて 孤独が空に浮かぶ

幾千の星が 空に浮かぶけれど
あの時の想い出しか映らない

誰かを愛すればいい振り返りたくはないから
けれど心の奥で 忘れられない
どこかで探しているあなたを映し出して
心から愛せないあの頃のように・・・

あの時は二度と顔も 見たくない そう思っていたのに
失って気付くものなんだね わかってはいたけれど

今ひとつ恋を忘れたのなら 愛される喜びを見つけにゆこう

誰かに愛されて傷口を癒していけば
大切な存在に気付けるはずさ
夜空に映し出したあなたとの想い出は
光の中に溶けて消えてゆく・・・

想い出の涙 綺麗なままでいて
たとえそれがどんな形だとしても

もう誰も傷つけたくない中途半端な気持ちで
再び夜空が僕を惑わしても
前を向ける強い力進むべき僕の道も
今の僕にはあるんだ!振り向かず進もう



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